================================== 第1回匿名作譜コンテスト 全作品感想 ================================== <執筆者> izkdic@不参加勢 <注意事項> 全作品をひと通り遊んで、感想を5〜6行程度で記述しています。 作品によってはかなりきついことを書いているので、 閲覧は自己責任でよろしくお願いします。 また、点数はその作品の質を端的にあらわすもの で は あ り ま せ ん 。 感想内容含め、あくまで主観に依るものだと思っていただければ幸いです。 鵜呑みにするのは禁物。あくまで参考程度に。 <評価基準> 【譜面の正確さ】2点満点 →譜面が正確に採譜されているかどうか。  細かい部分のミスは表現上の問題とし、こちらでは考慮しない。  2点:正確。  1点:ぽつぽつ細かいミスがみられる。または重要な局面でのミスがある。  0点:結構な量のミスがある。 (平均:1.78) 【譜面の楽しさ】5点満点 →譜面自体がどれだけ楽しく感じたか。  5点:お見事。  4点:楽しかった。  3点:いい感じ。  2点:まあまあ。  1点:うーん。  0点:これはちょっと。 (平均:2.61) 以上2項目の合計。7点満点で評価する。 得点分布表 点 7 ■■■■■ 6 ■■■■■ 5 ■■■■■■■■■■■■ 4 ■■■■■■■■■■■■■ 3 ■■■■■■■ 2 ■ 1 ■■ 0 ■ 外 ■■■■■■■ (平均:4.39) <★表記について> 高難易度すぎるため採点対象外となった作品には、 その作品が打てたらどれだけ楽しそうかなぁと感じる度合いを3(+1)段階で表記しました。 ★★★:めちゃくちゃ楽しそう。実力不足が悔やまれる。 ★★☆:まあまあ楽しそう。 ★☆☆:うーん。 しばらくの改行の後はじまります。 問題なければスクロールしてください。 No.1(A-1) Hotel Moonside 同時押しの多さにより、重い雰囲気が効果的に演出された譜面だと思いました。 Aメロの置き方が全体的に自分好みでしたね。 ラストの配置は圧巻でした。絶妙な盛り上がり方だったと思います。 24分でSEF赤IL→Jという配置が2か所ほどありましたが、 この配置は見た目的にあまり気持ちがよくないという印象を受けました。 ラストのようにEF赤JILとするか、あえて折り返して下り階段にするのはどうでしょう。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.2(A-2) もってけ!セーラーふく(PandaBoY rmx) とにかく打ちやすい配置が目を引く、非常に完成度の高い譜面だと感じました。 メイン部分が打ちやすくなっているだけに、 台詞部分(?)のインパクト抜群な配置もより一層光りますね。 一部「なんじゃこりゃ!?」と思う部分がありましたが、 それら全部ひっくるめてとても楽しい2分24秒間でした! 【正確さ2+楽しさ5=7/7、投票2】 No.3(A-3) Green Night Parade (feat.星子) 細かい決めどころの配置が光る作品という印象でした。 特に印象的だったのはFloat Islands後のGreen Greens主題の後半部分で、 ここの「じゃじゃじゃじゃっじゃっじゃん」という決め方は絶妙だと感じました。 一方それ以外の部分は同時押しが多く、やや重い感が。 特にGreen Greensの主題とかは大らかなイメージを残す部分なので、 同時押しを減らし、もっと主旋律っぽさを出した方が映えるんじゃないかなと思います。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.4(A-4) BEAKER (roop remix) 基本的なリズムがしっかりしていて安心して楽しめる作品でした。 配置自体も全体的にすらっと綺麗に押せるものが多くていいですね。 フレーズ単位で密度が上がる部分は押していてとても気持ち良かったです、 中盤とか、ラストとか。 後半にある「ガシャン」という音は若干インパクト不足な印象。 同時押しの数だけでなく、配置の見た目からもアプローチをかけてみては。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.5(A-5) オリジナリティ 3連符地帯後の配置が非常にリズム良くて楽しい作品でした。 一方で、全体を見ると取る音があっちこっちへとふらふら移動する部分があるせいで、 どうにも一貫性にかけるかなぁという印象がぬぐえず。 リズム構築のセンスは強く感じられたので、 曲の旋律をいっそのこと度外視し、自分の思うようにリズムを組み立ててみては? この作品を見る限り、そっち方面でオリジナリティを見いだすと映えそうだと思いましたね。 【正確さ2+楽しさ1=3/7】 No.6(A-6) うぉ〜る☆くらっしゃ〜2chu! パーカッションとその他要素の複合部分の配置がとても楽しく打てる作品でした。 それに加えて、終盤の主旋律を全部同時押しで追う構成がすごく良かったです。 楽曲の盛り上がりも相俟って非常にテンションが上がりました。 一方でサビ前半に当たる部分は盛り上がりに欠けるかなぁという印象。 前後のテンションと比較して密度が大きく下がっていたので、 この部分をもう少し肉付けしてやれば更によくなるかと思います。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.7(A-7) keep your promise 全体印象としては、微縦連がすごくはまっている譜面だと感じました。 短い縦連打は勢いを付けるという意味でも効果的ですね。 また、AメロのSでまばらなキックを追う部分が打鍵的に良かったです。 Bメロ以降、かなり長く|--*-|-*--|*--*|--*-|というリズム(ピアノ)を基調とする 配置が続くのが気になりました。サビは主旋律も印象的なので、 そっちにフォーカスした配置などを交えるとより良くなると思います。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.8(A-8) ズタボログラウンド BPMの高さもあり、8分の同時押しが非常に勢いよく決まっている作品だと思いました。 16分も勢いをそがないようにうまく配置されていて良かったです。 配置面では全体的に同時押しの間に赤単押しを挟みこむものが多く、 前半の内は楽しかったですが後半になるにつれしつこさが勝りました。 赤を特定要素に決め打ちするようなセクションを設けると緩和されるかもしれません。 前奏のS4つ打ちはあんまり合っていない気がしました、ハイハットならリズム途中で変わってます。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.9(A-9) Kick-ass Kung-fu Carnival 前半は高密度で強い展開がなされていて良かったです。 一方で後半は4keyの配置に傾倒している部分が見られました。 この作品の場合打ちづらさの方が勝っていてその点残念でした。 こういう構成にした意図はあまり掴めませんでしたが、 7key作品なんだしせめて赤くらいは入れてもいいのではないかなと。 後半も7keyフルに使った譜面も見てみたいですね。 【採点対象外、★☆☆】 No.10(B-1) 紅き水の戯れ、誰が為そ -MR1901- 高難易度さもあり、非常に迫力のある譜面だと思いました。 特に導入部分の雰囲気に惹かれましたね。 後半は更に大きな盛り上がりを見せ、 展開性についてしっかりと考えられているなと感じました。 まあ、打ててないのですけど……。 【採点対象外、★★☆】 No.11(B-2) 夜明けと蛍 ギターソロ(1間奏)を含めた、曲中で表に出てくるギター表現がよくできた譜面だと思いました。 全体としては緩やかで、どこかけだるい雰囲気が演出されていたと思います。 気になったのは最初で、2つ押しと3つ押しの区別が明白にされていないように感じました。 後ろの事もあり、冒頭のギターだけの部分にはいっそノートを置かないのも手かなと。 また、全体的にSキーを多用している節が見られました。 適宜分散させた方がいいのではないかなと思います。 【正確さ2+楽しさ1=3/7】 No.12(B-3) effulgent SiGN 曲に合わせて力強く勢いよく進行する譜面でした。 まとっている熱さもさることながら、細かい音の表現もきっちりされていて好印象。 全体的に打鍵には相当気を遣って配置されたんだろうなあと。 終盤は8分メインながら今までの部分にはない難しさが演出されていて、 その面でも配置の技巧が光る作品だと感じました。 【正確さ2+楽しさ4=6/7、投票1】 No.13(B-4) DRAGONLADY 繰り返しを基調とした中に声ネタなどの特徴的な配置がうまく溶け込んだ譜面という印象でした。 繰り返し部分の配置が全体的に打ちやすくまとめられているので、 声ネタの縦連打が非常にインパクトに残るようになっていますね。 中盤にEFのトリルがありましたが、 いっそのことあれも縦連打にしてしまってもいいかも。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.14(B-5) ミルキィ A GO GO 4key的な譜面の楽しさがしっかりと味わえる作品でした。 特に楽しいと思ったのはサビにある16分ハイハット3連の叩かせ方。 全体的に8分ベースの譜面なので、小刻みな16分がとてもリズム良く打てます。 また、非常に決めどころもしっかりしていて、 自然と曲に乗りながら遊べる譜面だと感じました。 でも7keyをフルに使った譜面を見てみたい感も少しはあります…… 【正確さ2+楽しさ4=6/7、投票1】 No.15(B-6) んふんふんふんふ んふんふんふんふいいながら3〜4つ程度の同時押しをガンガン打っていくのが楽しかったです。 後半に進むにつれてサビの配置が盛り上がるのもよく合っているなと思いました。 一方、サビのフレーズの5小節目などにある裏拍の合いの手(?)の譜面側の主張が弱いようにも。 その辺を際立たせてやると更に映えるのではないかなと思います。 2番Aメロにところどころ16分単位のズレが見られました。 この辺は主旋律を追う限り16分は出ないはずなので参考までに。 【正確さ1+楽しさ2=3/7】 No.16(B-7) CYCLONE メイン部分で非常に高密度な物量配置が目を引く作品ですが、 何故か自然と繋がってしまうような、不思議な打ちやすさを兼ね備えていて、 とても考えられた作品なんだなと感じました。 採譜も丁寧に行われていて好印象です。 それでも後半はまったく太刀打ちできていないのですが。 【採点対象外、★★★】 No.17(B-8) ホーリーサンバランド ピアノをベースにした階段および乱打が印象的だと感じました。 展開面でいいと思ったのは終盤の主題の盛り上げ方。 ここは特に赤を裏に単押しで挟みこむところがいいなと思いました。 配置面ではところどころにある24分の階段が綺麗に打てるなと。 導入部分のキックはSかLのどちらかで拾った方がやりやすそう。 また、主題前の8音は全部同時ではなく全部単押しの方が映えるかなと。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.18(B-9) 恥ずかs××× 8分連打の組み立て方がとてもうまい作品だと思いました。 イントロや間奏の「ハイッ!」を赤ないし黄に収束させる形で組み立てているのが 特に興味深かったですね。 サビで盛り上がるように工夫されているのも良かったです。 楽曲的にどうしようもないかもですが、全体的に起伏に欠けるように感じました。 配置イメージも近いものが多かったので、この辺りをガラッと変えてみては。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.19(C-1) 人類五分前仮説 とにかくかっこいい作品でした! かなり高密度ですがその中で曲の要素を外さないように工夫されていて好印象。 配置面では特に縦連打がかっこいいと思いました。 何も考えずにひたすら無心になって遊ぶ、 というのがこの作品には一番合っている遊び方なのかなとか。 【正確さ2+楽しさ5=7/7、投票2】 No.20(C-2) 侍心 あちこちにあるスネア意識の16分2連打が綺麗に決まる作品という印象。 全体が8分主体なので、この辺の配置が特に映えるように感じましたね。 打ちやすいのもあって、親しみやすい作品だと思いました。 イントロはあえてブラス意識の構成を試してみるのもアリかもです。 他の構成要素に比べて裏拍に強めが多いので特徴づけやすいかと。 どうでもいいのですがここまで作譜するならギターソロまでやっていただきたかったです\(^o^)/ 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.21(C-3) ナイトの正夢 特に3拍子地帯の構成が上手いなと感じさせられた作品でした。 ズンチャッチャッというリズム構築が綺麗に決まっていたと思います。 一方で全体的に同時押しと8分に頼りっきりな感もぬぐえませんでした。 特に序盤はもう少し同時押しを控えて単押しを混ぜてみるのはいかがでしょう。 サビのラストにはキックやハイハットの16分があるので、 それらを譜面に交えるとほどよいインパクトになるのではないかなと。 【正確さ2+楽しさ1=3/7】 No.22(C-4) 本当のキモチ 2回目のメロにある、8分連打+赤裏打ちの部分が楽しかったですね。 シンコペーションやクレッシェンドなどの楽曲表現もきっちりされていて良かったです。 全体的に曲の音に合っていない配置が非常に多いように感じました。 装飾音符じゃないのに微ずらしで配置されていたり、 16分3連なのに24分4連で配置されていたり、いきなり16分連打が入ったりなど。 もう少し曲に耳を傾けて配置を決められるとよいのではないでしょうか。 【正確さ1+楽しさ0=1/7】 No.23(C-5) ilaw ノースピでやると一層雰囲気を感じられる良作でした。 1音1音を紡ぐような構成がアンビエント(ポストロック?)調の曲に非常に合っていたと。 特に引かれたのはラスト付近の効果音を赤ノートで拾う部分ですね。 提案としては、ボーカルをほとんど右手だけで追っているように思われたのですが、 1つだけでいいのでのびのびとボーカルパートのみを追う部分を設けてみるのはどうでしょう。 どうも若干窮屈な印象をその辺から感じましたので。 【正確さ2+楽しさ4=6/7】 No.24(C-6) 古書ノスタルジヰ堂 色んな意味で終盤のトリルが強烈なインパクトを残す作品でした\(^o^)/ 全体としては同時押しメインで力強く進行する譜面という印象でしたね。 1箇所だけ大きくリズムが変わるところがありますが、 そのあたりの配置がきっちり棲み分けされていてよかったです。 Aメロですがなんでここ譜面がシャッフルになっていないのでしょう……? わざとなのかもしれませんが、No Swingになっている音もなさそうなので蛇足感がありました。 【正確さ1+楽しさ2=3/7】 No.25(C-7) 華暦 とにかく同時押しが綺麗に決まって楽しい作品という印象でした。 決めどころがしっかりしている作品はやっぱり遊んでいてたのしいですね。 この作品で特に惹かれたのは冒頭の演出でした。 定番と言えばそうですが楽曲の雰囲気にもとてもよく合っていたように思います。 サビが若干盛り上がりに欠けるかなと感じました。 裏拍にハイハットが強くあるので、裏の刻みを含めたリズム構築にしてみては。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.26(C-8) 第10曲 「情景」 (Electrohouse Remix) 力強い4分のリズムと特徴的な効果音を反映した配置が見事に融合した作品でした。 効果音についてはそれぞれが個性の強い配置がなされていて、 それらとの相乗効果もあってこの作品印象に繋がっているんだなと。 BPM合わせに関しては何というかお疲れ様です\(^o^)/ 気になった点が1点ありまして、イントロ等にある24分の効果音なのですが、 譜面では5連打で配置されているのですがここは6音あるので6連打にしていただきたいなと。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.27(C-9) 雪、無音、窓辺にて。 台詞部分の微縦連がすごく綺麗にはまっている作品でした。 同時押しによる流れの切り方が上手ですね。 全体的な配置が打ちやすいので、縦連打のインパクトも強く映ります。 特徴づける部分には特徴的な配置があてがわれているのですが、 ギターのうなりだけはちょっと主張が弱いかなと感じてしまいました。 16分乱打中の一部が同時押しになっただけなので、配置面での工夫が必要かと。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.28(D-1) I AM (寄生獣 セイの格率 BGM) 効果音(?)の表現に注力された譜面だという印象でした。 密度面でも配置面でも難易度が2分されていて、 重厚な譜面に仕上がっていたと思います。 特に随所にある縦連とSFJLの4つ同時×3がとても気持ち良くはまりますね。 少し気になったのはグロッケン(?)の装飾音符が2連と3連で使い分けられていた部分。 ここはすべて3連でいいのではないでしょうか。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.29(D-2) エウレカベイビー 同時押しによる決めがとてもきれいに決まって気持ちよい作品でした。 打鍵も非常に躍動感のあるものに仕上がっており、 ハイテンションで楽しむことができる作品ですね。 後ろの効果音的な音は12分よりも16分(または24分)で追ったほうがうまくはまりそうだと思いました。 見た目的な問題もありますが、スピードが中途半端なので、 16(24)分で追ったほうがスピード感が出るかなという印象です。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.30(D-3) kokoro beat 特にサビにつなげる部分の盛り上げ方が秀逸な作品だと思いました。 そこまでを低難易度で進めているだけにここの16分が映えますね。 同時押し、赤ノート不使用でしたが、きれいに引き締まっている譜面でした。 序盤にJ→E、I→Fという16分2連が2回ありましたが、 これの意図が読めませんでした。前と同様に裏の音をとっているなら、 JとIはそれぞれ16分2つぶん手前になるかと思います。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.31(D-4) Evangelize (Radio Edit) 全体を物量譜に仕上げることで、中盤のピアノ部分が綺麗にまとまっている譜面でした。 序盤の物量譜は打ちやすく、中速物量ならではの楽しさがありますね。 終わり方もベストだったと思います。 気になったのはピアノ地帯の直後で、ここの密度をあげすぎじゃないかなと。 どちらかというとむしろ盛り上げたいのはそのあとの部分なので、 その辺の密度調整ができるとさらによくなるかと思いました。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.32(D-5) 僕らの旅 曲を軽く見つつ、全体的に独自のリズム感で構成された譜面という印象。 この曲はサビで主旋律のリズムイメージが大きく変わりますが、 その辺が譜面にしっかり反映されていたのがすごくよかったですね。 一方Bメロについては若干流しすぎかなと思いました。 この部分も伴奏側に特徴的な要素があるので、そのあたりを踏まえた配置が入ってるとさらに良かったです。 総合的にリズム感の好みが合うかどうかがポイントかなと感じました。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.33(D-6) ギンギラギンにさりげなく 小刻みが16分配置が光っている作品だと思いました。 特に楽しいと感じたのはイントロ。裏打ちの赤と16分の階段が綺麗にはまっていたと。 1回目のサビ以降8分連打成分が増えて若干冗長さを感じました。 特にハイハットの8分裏を挟み込んで8分連打となっている部分が多く、 このあたりもう少し工夫できるとさらにメリハリがつくと思います。 総合的には印象に残りづらかったです。「さりげない」という意味では曲名準拠ですが…… 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.34(D-7) ルーネイトエルフ 民族調の部分とそうでない部分の印象の差のつけ方が特に秀逸だと思いました。 細かい配置でいうならばさりげない隣接同時押しがすごく音のイメージに合っていて、 よく考えられた作品なんだなと感服。 非常に贅沢な3分17秒間でした。お見事。 BPMが変わった直後など、微妙に同じ16分でも音符間隔がぶれていて気持ち悪さを感じる部分もありましたが、 これはどうしようもないですね。BPM変化に対応された暁には修正版をぜひ見てみたいです。 【正確さ2+楽しさ5=7/7、投票1】 No.35(D-8) このふざけた素晴らしき世界は、僕の為にある 「ハイ!」という部分の同時押しが綺麗にはまる作品でした。 特にイントロ部のSE赤ILが楽しかったです。 しかしほぼ全編にわたって正確に採譜されていないのが非常に惜しいです。 この曲の場合ほとんど16分単位の配置で片付くはずなので、 12分、24分、48分単位で配置された部分を一度見直してみてください。 採譜ミスが直った修正版に期待します。 【正確さ0+楽しさ1=1/7】 No.36(D-9) ERIS 盛り上げ方をよくわかっていらっしゃるなあと感じました。 12分の縦連複合に装飾音符など、全体的に採譜がきっちりされており、 打てる人には楽しめる作品なんだと思いますが、 いかんせん実力不足はどうにもなりませんでした……(90%) 盛り上がってから1回目のピアノメイン部分は複合にするには重すぎるとも。 ここは単押しメインで流したほうがその後の盛り上がりが映えると思います。 【採点対象外、★★☆】 No.37(E-1) 終天のオルコス 2番からの譜面イメージの変化に驚かされた作品でした。 一部を除いて8分主軸でまとまっていて遊びやすいですね。 16分の交互配置も前後のつなぎ含めて綺麗に決まっていたと思います。 サビ手前の裏に赤が入る8分連打(弦意識?)はやや雰囲気に合っていなかったかも。 この部分はあえて空白にするとかいかがでしょう。 あとサビの強さが弱くも感じました。もう少し盛り上げてみては。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.38(E-2) 春恋、覚醒 シンコペーションを交えつつあっさりしたプレイ感が特徴的でした。 Aメロのシンコペーションに合わせた同時押し2つにはいろんなパターンがあり、 その辺が打っていて特に楽しかったですね。 正直なところサビの盛り上げに欠ける印象がぬぐえず。 曲的に難しいですがもう少し工夫が必要かなと。 イントロラストのシンコペーションと、譜面最後の符点8分が正確に追えてないのも目立ちました。 【正確さ1+楽しさ2=3/7】 No.39(E-3) Anicca Bメロが特に楽しいと感じました。同時押しがいい感じですね。 随所に高速階段が見られましたが、これの雰囲気も良かったです。 同時押しが多いので、「普通の同時押し」では勢いに欠ける部分も。 同時押しさせる個数を増やすか、ほかの部分で同時押しを減らすかの 工夫をされるとさらに引き締まった譜面になると思います。 その辺の匙加減は難しいですががんばってください! 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.40(E-4) 千の翼 全編通して高難易度で進行させながらも、 細部の展開性に関して非常にこだわって作られた作品だと思いました。 1つ1つの配置が曲のイメージにぴったりはまっているのはもちろんながら、 後半は自分視点ですが処理しにくい配置が増えていき、 配置面での難易度・印象調整というのが見られたのもすごく良かったです。 打てないのが悔やまれますが、同難易度の中では抜群に打ちやすく、贅沢な作品でした。 【採点対象外、★★★+、投票2】 No.41(E-5) 結晶星 ギターを赤に据えながら進む同時押しが楽しかった譜面でした。 赤ギター+端ハイハット+αの複合は打鍵的にもとても気持ち良かったです。 一方サビ前の長く続くSL交互+αの部分は前後と比較してかなり浮いており、 蛇足感のほうが勝ってしまいました。 ここのためサビも相対的に弱くなっているので、 反映させる要素を厳選したほうが締まった譜面になるかと思います。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.42(E-6) Runway Drive 非常に申し訳ないのですが、 プレイ中は「なにこれすごい」という感想しか出てきませんでした\(^o^)/ 1つ1つの配置がかっちりと曲にはまっており、 打鍵面でもとても気持ちよくまとめられていてすごかったです。 とても心地よい1分45秒間をありがとうございました! 【正確さ2+楽しさ5=7/7、投票2】 No.43(E-7) 地球最後の告白を 正確に採譜できていない部分が目立ちました。 曲を聴きこんで正しい位置に採譜することを心がけてみてください。 YouTubeの動画に行けば設定で0.5倍速で音源再生もできるので、 どうしても聴き取れない場合はそれを駆使するという選択肢もあります。 採譜がきちんとしていればこの作品もしっかり遊べるようになりますので、 大変かもしれませんががんばってみてください。 【正確さ0+楽しさ0=0/7】 No.44(E-8) Living Dying Message ハイハットやギターに由来する配置が印象的な作品でした。 特にラストは難易度面でも意外性があり、とてもよかったと思います。 冒頭など、多くの個所にある同時押しの16分4連打×2ですが、 ギターはこの部分は3連打のようです(低速で確認)。 パーカッション自体はあるようですが、4音目はタムであり、 総合的に見れば3連打のほうが引き締まるかなと思います。 【採点対象外、★☆☆】 No.45(E-9) ジゼミ・イン・ザ・アンダーグラウンド 曲の特徴的なリズムを手全体で楽しめる良質な作品でした。 フレーズ単位での配置パターンのすみわけがかなり明確になされていて、 次から次にやってくる配置を叩いていく楽しさがありましたね。 特にラストの締め方が印象的でした。 イントロ部分は簡略している部分(16分→8分など)が見られましたが、 これくらいなら普通に拾っても大丈夫かなという感。 【正確さ2+楽しさ4=6/7、投票1】 No.46(F-1) アナザーディアレスト とにかくサビで大きく盛り上げることに注力したのかなという作品でした。 1サビの盛り上げ方とかは勢いもとてもあってすごく良かったと思います。 一方で全体のバランスがちぐはぐになっている感も否めず。 Bメロで徹底的に勢いを落としていますが、 ここは1番2番ともにもっと密度を増やすなどして、 全体で★10〜11くらいの難易度にするほうが2サビも映えるのでは。 【正確さ2+楽しさ2=4/7】 No.47(F-2) 毒林檎とシンデレラ シャッフルの打鍵を手軽に楽しめる作品でした。 その中で、サビにあるピアノの装飾音符の入れ方がすごく良かったです。 1分と短いこともあって難しいかもしれませんが、 自分としてはもうひと押しインパクトがほしいかなと感じる部分がありました。 作譜範囲の後ろにはギターソロなどもありますので、 ラストまで作譜していただければ改善されるかもしれません。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.48(F-3) rePrayer Aメロのピアノの装飾音符の挟み方と、Bメロのリズム感に引き込まれる作品でした。 配置面ではセンスの光るものが見られたのですが全体の印象としては、 イントロのギターが入る部分が唐突過ぎて浮いているというのもありましたが、 一番気になったのは採譜ミスでした。前半にもぽつぽつありますが 特にサビ以降でいきなり顕著になっている感があります。 もう少し聴き込まれてみては。修正版を期待しています。 【正確さ0+楽しさ2=2/7】 No.49(F-4) Claiomh Solais 曲の展開性を的確にとらえて作られた譜面だと感じました。 特に静かな部分の作り方が秀逸だと思いました、 さりげなく音に合わせて同時押しが増える部分とか。 一方で、中盤の同時押しがひたすら続く部分では符点4分単位で登場する 強拍の表現が若干弱いかなと感じました。 また、その後の16分乱打のセクションはゴチャゴチャしている印象が勝ってしまいました。 【正確さ2+楽しさ3=5/7】 No.50(F-5) 続・溝ノ口太陽族 Bメロ前半の置き方にすごくひかれる譜面でした。 フィルインの細かい配置を打つのは楽しいのですが、 全体的にはゴチャゴチャした印象を受けました。 もう少しすっきりした配置にされるのはどうでしょう。 またサビは譜面が重く先走りすぎているようにも。 サビで音の勢いが下がる曲なのでこの辺の構成は非常に難しそうですが。 【正確さ2+楽しさ1=3/7】 No.51(F-6) eth剣 スミマセンこの難易度はどうしようもなかったです\(^o^)/(86.57%) 自分でも打てたところだけの感触を見れば、 音に沿って丁寧に作られていて印象は良かったです。 なので、きっと発狂部分とかに頻出するテクニカルな配置群がさばけたら楽しいんだと思います。 ただし最後の最後は少々強引かもしれません。 【採点対象外、★★☆】 No.52(F-7) ストレス Free Style 高速シャッフルの打鍵がとても楽しい作品でした。 同時押しの使い方が的確なんだと思います。 採譜面でも音にそってきっちり行われていて好印象。 一番すごいと思ったのはその打ちやすさで、 指が突っかかるような配置がほとんどなく楽しみやすい作品だと思いました。 底抜けに楽しく遊びたいときとかにぴったりですね。 【正確さ2+楽しさ4=6/7、投票1】 No.53(F-8) きょうもハレバレ とても賑やかで楽しい作品でした! フレーズごとにいろんなパターンが登場するのが賑やかさを演出していていいですね。 配置面では同時押しの使い方がうまいのかなと思いました。 3つ程度の同時押しが曲の決めにかかる部分でばしっと登場すると、 それだけで気持ちが昂って楽しくなります。 底抜けに楽しい作品をありがとうございました! 【正確さ2+楽しさ5=7/7、投票2】 <投票> 02/02/12/14/19/19/34/40/40/42/42/45/52/53/53 <投票次点(票数の都合で泣く泣く削ったもの)> 16/23/34 <MVP> 42