Vorhandensein

※上段は左からU、I、8(9)、Oキーで、下段は左からSpace、N、J、M、K、<、L、>キーで操作します。
　プレイ中にBackSpaceキーでリトライ、Deleteキーでタイトル画面へ、
　Shift+Deleteキーでリザルト画面へ進むことができます。
　全体的にタイミングが遅い(早い)と感じる場合、Adjustmentの数値を下げ(上げ)ることで調整できます。

[Special Thanks!]
○フォントAC
　タイトル画面でフォント「英椎行書」を使用させていただきました。

2008年5月、ちょうど10年前の今頃に公開した3作目「早春の木漏れ日」を、
心機一転（？）12keyでリメイクしてみました。

楽曲はおなじみの多夢さんより。春イメージの人気曲。
優しい春の日差しに包み込まれるような、温かい旋律が印象的な楽曲。
MIDIも存在しますが、mp3版では大がかりなアレンジが施されており、
冒頭と、終盤のパンフルート主旋律のパートが追加されていて別物になっています。
「TAM Music Factory」5周年記念で制作されたアルバム「TSUBASA　〜そして僕らは羽ばたいた〜」にもきっちり収録。

多鍵のEasy譜面、特に他と仕様が大きく異なる12keyのEasy譜面はあるに超したことはないということもあり、
またかよという声も聞こえてきそうですがまたまたEasyメインの作品に仕上がりました。
最近高難易度譜面合作でしか作ってねえな？


【12key / Beginner】
ビギナーというよりはもはやチュートリアルな譜面です。

2分ちょいで総ノート数50という密度の低さに目が行きますが、
それ以外にも上段を排し、下側とおにぎりのみで構成しておりAlt成分が一切無いこと、
たまに下段に中段が紛れてくるのを除けば下段と中段もほぼ分離していることなど、
とにかく初心者向けの譜面を目指しました。これより易しい12key譜面はおそらく現存しないでしょう。
「キーの並びを見ただけで打てそうにないと思ってしまう」、そんなあなたでもきっと大丈夫。
まずはとっかかりだけでも、掴んでみませんか？
その後はCross Walkerで経験を積めば、あなたも立派な12keyプレイヤー！


【12key / Normal】
ノーマルと銘打っているものの、こちらもかなり低難易度の譜面です。
もっと上下の絡みを入れてやろうかと当初は画策していたんですが、
思った以上に嵌まりにくくこちらも結局分離メインになりました。

美しい主旋律の「特徴」（音階ではない）を逃さないようにしながら、
12keyという枠組みに埋め込んだような箇所がいくつかあります。
他、原作にはなかったパーカッション配置を入れてみたりとか。
パーカッション部はピアノが一部に絡んでくることもあり、
プレイヤーの運指によっては結構厳しいかもしれません。
ただし基本運指から崩すような配置はないので、その点はご安心を。
この周辺に上段と下段間のジャンプが何度かあるので要注意。


完全に余談ですがこの曲のパーカッション、
フレーズ内で一定リズムを刻んでいるかと思いきや微妙に変わっていたり、
ハイハットがずっと16分刻みを持っていたりと雰囲気の割には結構アクションがあるんですよね。
それらに裏のハープやアコースティックギターを織り交ぜながら作るHard譜の構想もありましたが、
12keyという土台では作れそうになかったため没になってしまいました。