Vorhandensein

※5keyは左から←、↓、↑、→、Spaceキーで、
　7keyは左からS、D、F、Space、J、K、Lキーで操作します。
　プレイ中にBackSpaceキーでリトライ、Deleteキーでタイトル画面へ、
　Shift+Deleteキーでリザルト画面へ進むことができます。
　全体的にタイミングが遅い(早い)と感じる場合、Adjustmentの数値を下げ(上げ)ることで調整できます。

[Special Thanks!]
○さつやこ氏
　タイトル画面でフォント「はなぞめフォント」を使用させていただきました。

やわらかな木漏れ日と、優しい風。
緑で囲まれたその場所で、笑顔で踊る仲間たち。
ヒトと妖精。種族の壁は、ここにはありません。
さあみんなで！どんぱっぱっ、どんぱっぱっ！


251作目です。
今回は民族系楽曲でおなじみの、mozellさんより楽曲をお借りしました。
使用させていただいたのは「ネレイア」。6拍子の民族調ポップ。
森の中でヒトと妖精が種族の壁を越えて仲良く踊っている様子をイメージして制作された楽曲です。
綺麗な旋律と、ついつい踊り出してしまいそうな軽快なリズムがとても印象的なのですが、
個人的には中盤の転調と、転調後のフレーズが特にお気に入りな曲ですね。
mozellさんより使用許可をいただきました。この場を借りて感謝。

こういう曲で5keyを作ることって自分の中ではあんまり選択肢に上がらないんですが、
今回は旋律以上に軽快なリズムを見せていきたいと感じたので、あえて5keyをチョイスしました。
難易度的にもほどよい中級譜面に仕上がった気がします。


【5key / Nereia】
メイン譜面。例によって難易度名は曲名からお借りしました。
リズム良く進行させることを心がけた中難易度譜面。

楽曲面では旋律の美しさは非常に印象的ではあるのですが、
この譜面では旋律形をそのまま譜面に入れることには固執せず、
どちらかといえば打鍵面を意識しつつ、リズム良く軽快に打って行ける譜面を目指しました。
とにかく気持ちよく打てる内容にすることを重視。
一方先述した転調部は、旋律の重なりをうまく5key内で表現できるように心がけたつもりです。
その分難易度が上がってしまいましたが＼(^o^)／

同時押しの入れ方など、個人的にはかなりまとまった内容になったと思います。
あんまりこういうタイプの5keyって作ったことがなかったので、その点でも新鮮でしたね。
フリーズ絡みの運指を工夫しないと厳しい箇所もありますが、
その辺の指の動かし方も含め、楽しく打って行ける構成になったかなと。

譜面の最大の見せ場は終盤のおにぎりだと思います。
実質これをしたいがために5keyを選んだようなものです（殴
どんぱっぱっ、どんぱっぱっ！と刻んでいってもらえれば幸い。

難所はおそらく転調部。
[←↓][↓↑][↑→]という打ちづらい8分同時が散見される他、
フリーズがいやらしい形で絡んできます。
誤って3つ同時押しをしてしまって無反応を発生させてしまったりすると悲惨なので要注意です（何
他の難易度は平均的だと思います。12分はありますが16分はないので、その点でも安心。
なお、最後に長いリタルダンドがあります。精度狙いの場合は注意が必要かも。


【7key / Green Arch】
旧隠し譜面でしたが、HTML5移行に伴って表に出てきました。

「ネレイア」にはmozellさんによるセルフアレンジ版が存在します。
自分の中ではmozellさんは特に意欲的にセルフアレンジをされる方という印象を抱いていまして、
おまけと称してそのアレンジ版でも譜面を作ってみよう！として作ったのがこれです。
曲名は「ネレイア〜グリーン・アーチ〜」。原曲とは違って比較的スローテンポな4拍子アレンジ。
原曲の「どんぱっぱっ！」という軽快なリズムは裏拍という形で導入されていますね。
森の中で元気いっぱいにみんなと踊っている原曲のイメージとは対照的に、
こちらは自然溢れる森の中でおおらかに深呼吸をするようなイメージを僕は持っています。

楽曲的にリズム良さよりも旋律が強調されているので、7keyかつ要素重視の追い方をしています。
原曲側でも好きな打鍵を入れまくってるのでアレですが、僕自身の作風に近いのはこっちの方。
地味に32分まで出てくるので、それがかなりのコンボカッターと化しています（殴
主題でおにぎりメインの展開に入るのは5key側と共通。

原曲譜面と比較すると通常ノート数は同じで、フリーズが大幅に増えました。
曲時間も20秒ほど長くなっているので密度はほぼ変わらず。
ツール難易度はやや下がっていますが、おそらく5key側より難しい譜面だと思います＼(^o^)／
転調部の2旋律複合は7keyになってかなりやりやすくなりましたが、先述の32分5連がかなり厳しいです。
総合的にものすごく1切りしやすい譜面になっていると思います（何


というわけで2つの曲の2つの側面を楽しんでいただければ幸いです！