いせかいをさまよう



楽曲情報 作曲:みそか氏  HP:- PANICPUMPKIN - BPM 時間
100 1:36
難易度 キー 矢印数 目安速度 ツール 備考
Beginner ★×2 12key 77+3 x1 0.69 ★×1@Cross Walker
Normal ★×12 12key 255+3 x1 3.74 ★×6@Cross Walker
Easy ★×5 11Wkey 96+3 x1 0.92 Mov : B-
General ★×14 11Wkey 282+17 x1 4.53 Mov : C-
Ausland ★×17 5key 542+0 x1 11.02 -


※5keyは左から←、↓、↑、→、Spaceキーで、
 11Wkeyは上段は左から1(2)、T、Y、0(-)キーで、下段は左からS、D、F、Space、J、K、Lキーで、
 12keyは上段は左からU、I、8(9)、Oキーで、下段は左からSpace、N、J、M、K、<、L、>キーで操作します。
 プレイ中にBackSpaceキーでリトライ、Deleteキーでタイトル画面へ、
 Shift+Deleteキーでリザルト画面へ進むことができます。
 全体的にタイミングが遅い(早い)と感じる場合、Adjustmentの数値を下げ(上げ)ることで調整できます。

[Special Thanks!]
Itou Hiroさん
 タイトル画面でフォント「PixelMplus12」を使用させていただきました。


フィールド:たけんのせかい。


多鍵祭'17参加作品。
今回はファミコン風オリジナル曲でおなじみのみそかさんの楽曲より、「いせかいをさまよう」をお借りしました。
某竜退治ゲームリスペクトのフィールド曲。きっちり同時発音数3音以内でまとめられています。
未知なる世界を旅する不安感、孤独感がしっかり表現されていてお気に入りの1曲。一人旅向けでしょうか。
1ループ約43秒。この音源では2ループ後フェードアウトします。

最大で3音+ループ仕様の曲と言うこともあって、最初から多くのパターンは出せないだろうと思ったので、
逆にいろんなキーで譜面を作ってみることにしました。最終的にはまさかの5譜面構成に。
12keyと11Wkeyで、それぞれ易しいものとほどほどの難しさのものを用意。
5key譜面もありますが、これに関してはかなり特殊なので詳しくは後述します。


【12key / Beginner】
上中下段が完全に分離しており、密度も低く表拍にしかノートがなく、
さらにおにぎりも局所的単発のみと非常に良心的な難易度の譜面です。
●○●○●●●○というリズムが多いのでこれを押さえておくと見切りやすくなるかも。
12keyの基本の打ち方を覚えればきっと何とかなるはず!


【12key / Normal】
1ループ目は主旋律メイン、2ループ目は裏音メインというスタンダードな展開をする譜面です。
この譜面でも基本的に上段と下段は分離しています。
2ループ目前半まではそこまで難しくありませんが、2ループ目後半の中上段複合地帯が見切りづらく危険。
この部分はリズム的にはひたすら8分連打ですべて単押しなので、それを押さえましょう。下段がないのもポイント。
8分移動が頻発しますが基本運指から崩さなくてもすべて取れると思います。テンポも遅めですしね。


【11Wkey / Easy】
Beginnerと比較すると8分が増え、多少密度が増えた感じの譜面。総ノート数99(重要)。
一方11Wkeyとして見ると、Easyにしては上段が多く複雑です。
冒頭はゆるいので運指確認に。中盤以降は上段の練習にでも使っていただけると幸い。
特に上段の同時押しと8分が厄介な印象です。[20]と[TY]しかないのでしっかり決めてくださいね。
地味にこの譜面だけフリーズのコンセプトを変えていたり(音に合わせていない)。


【11Wkey / General】
要はNormalです(何 同名にしたくなかったので似た意味の単語を引っ張ってきました。
密度的にはNormalの微強化版という感じの譜面です。総ノート数299(重要)。
前半は7key側をベースに合いの手的な感じで上段が挿入されるような展開が続きますが、
後半は上段の関与度合いがあがり、移動頻度も大きく上がるので要注意。
でもひょっとしたら最難関はラストの同時押しかも……。


◆ ◆ ◆


【5key / Ausland】
”いせかい”の譜面です。
僕が今まで作ってきたような譜面とはまるで異なるという点もそうですし、
12key&11Wkeyというコテコテの多鍵、しかも「たけんのせかい」とまで言っているにもかかわらず、
1つだけ5keyが紛れ込んでいるという点でも異世界。
加えて難易度名がこれだけドイツ語というのも。 ※Ausland=「外国」

僕は基本的には要素、すなわち音重視の作風であり、
これまでのほぼすべての譜面は音通りに組み立てて作っています。リズム譜は繋ぎで使う程度。
しかし今回は敢えて「音通りに作る」という考え方を排し、
ほぼ全編リズム譜、またはそれに準じるもので突っ走るような作り方を試してみました。
前半中心にある程度音に沿った部分もなくはないのですが、
16分や縦連といった譜面の構成要素のほとんどを自分が感じたままに置いています。

しかしこの譜面を「異世界」たらしめている最大のポイントは、
「音が存在しないにもかかわらず24分を大量に突っ込んでいる点」です。
そもそもこの曲に3連符の要素は一切ありません。 にもかかわらず、です。
こんな作り方をしたのは正真正銘生まれて初めてです\(^o^)/
まあ5つも譜面あるんだし、1つくらい変なのがあってもいいよね、
しかも多鍵メインのイベントなんだから5keyならむしろ変なことをやらないとね、みたいな感じで(殴

そんなわけで、全体を通して音にない16分、縦連、24分などが次々と飛んでくる譜面です。
正直、「曲に合っているか?」と言われれば間違いなく「No.」だと思います。
でもこんな譜面が世の中に1つくらいあってもいいじゃないですか。
感性による合う合わないの差が著しいと思いますが、こんなのでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

なお、24分マシマシのものすごい譜面ですがテンポが遅いため、
譜面難易度的にはせいぜい中級止まりです。24分はBPM150の16分と同速。
また、奇を衒うような不規則なリズムはなく、
16分はすべて3、5、7連のいずれかですし、24分は4連と7連しかありません。付点8分もありません。
同時押し絡みの16分も圧迫感がすごいですが、BPM200の8分と解釈すれば所詮はその程度。
その代わり後半はおにぎりが積極的に絡んでくるため、両手がきっちり動かないと辛いかも。
ツール難易度は妥当なラインだと思います。

【余談】(プレイ後の閲覧を推奨します)

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