アンゴラたちの踊り
楽曲情報 | 作曲:まんぼう二等兵氏 HP:- まんぼう特攻隊 - | BPM | 時間 | |||||
130 | 3:16 | |||||||
難易度 | キー | 矢印数 | 目安速度 | ツール | 備考 | |||
Angolan | ★×30 | 11key | 1050+27 | x1 | 17.33 | 合作(コラボ)、Mov : E |
※上段は左から←、↓、↑、→キーで、下段は左からS、D、F、Space、J、K、Lキーで操作します。
プレイ中にBackSpaceキーでリトライ、Deleteキーでタイトル画面へ、
Shift+Deleteキーでリザルト画面へ進むことができます。
全体的にタイミングが遅い(早い)と感じる場合、Adjustmentの数値を下げ(上げ)ることで調整できます。
[Special Thanks!]
○フォントな
タイトル画面でフォント「ロゴたいぷゴシック」を使用させていただきました。
○Álvaro Thomáz氏
制作者表示でフォント「Regencie」を使用させていただきました。
○シルエットAC
タイトル画面でイラスト「山羊」を使用させていただきました。
apoi、izkdicの2名からなるユニット「多鍵図書館」が送る合作第3弾。
多鍵祭'21 Returns - 4th Revolution!参加作品です。
楽曲はまんぼう二等兵さんよりお借りしました。ジャンルは「民族系」で1ループ約3分08秒。
「山のふもとでヤギ飼いのおっさん達が集まって演奏してるようなイメージ」の曲です。
このことから、曲名の「アンゴラ」はアンゴラヤギのことを指すと考えられます。
非常に複雑な旋律を持ちますが、ノリノリなので深く考えずにリズムに乗っていける曲です(謎)
公開音源では2ループしますが、1ループ+フェードアウトの形に編集して使用させていただきました。
以下各制作者よりコメント。
<apoi> No.124(★×12)
本祭に続いてのizkdicさんとの合作です。今回は11key。
★1〜3程度、Mov: Eくらいの微難譜面を作りましょう、ということに決まったのは良かったのですが、
今回はそこからが多事多難でした。選曲面でも制作面でも。
まず選曲については、夜〜深夜にかけて2人して曲の探索をしたのですが、
私がこの曲で作れそうだと思ってもizkdicさんにとっては作りづらい曲であったり、
izkdicさんがよさそうだと感じた曲でも、私が作るとなると目標難易度を大幅に超えてしまいそうな曲であったりと、
選曲だけで何時間もかかってしまいました。
最終的に採用された楽曲「アンゴラたちの踊り」は、序盤も序盤に私が提案した曲だったりします。
やはりまんぼう二等兵さんの曲は強いですね。
譜面については、izkdicさんが教官の教習所状態でした。
私があらぬ方向へ向かおうとするのをizkdicさんがブレーキ役となり、引き止めてくださる場面が多かったです。
まず、最初のコラボパートの素案を二人とも作ってくることになったのですが、
どうやら飛ばし過ぎたようで、私の素案は激しすぎると怒られました(誇張あり)。
izkdicさんの案は、先に作り終えた私の案を踏まえる形で作られており、それをベースに議論をしたため、
最終稿にも飛ばし過ぎた痕跡が残っています。わかりやすいところだと開幕の右手移動とか。
初っ端からizkdic教官に怒られてしまったので、その後しばらくの間は私は抑え気味で制作していきました。
なかなか見られない外行のapoiさんが見られます。
しかし、時がすぎると怒られた記憶は薄れていくもので、中盤の個人パートで暴走自動車apoi号の本領発揮(?)
Mov: Eを目指すと決めていたにもかかわらずクロス移動(Mov: F確定)を素案でぶち込むなどしてしまいました。
鳥の声を拾っているパートです。最初はあの鳴き声がクロス移動入りでした。
真顔でizkdic教官に再度怒られ、その箇所は右手移動含めて移動なしに修正しています。
ここで没を食らわなければ目標難易度には収まらなかっただろうとはizkdicさんの談。
二度も怒られてしまったapoiさんは再度借りてきたあぽに。
最後の合作パートは私が素案を作る係だったのですが、今度は縮こまりすぎてしまったようで、
izkdicさんからの修正案ではなんと左手移動がプラスされて返ってきました。
単純なあぽサンは「そうか、もっと激しくしていいんだ!!」と、喜んでその修正案からさらに移動を激しくして再修正。
幸いにも今回は法定速度+10km/hくらいで済んでいたようで(?)ほぼそのままの配置が完成版に残っています。
個人的には迷走しまくった感がありましたが、普段作らない難易度帯の11keyを作れて誇張なしに貴重な体験ができました。
izkdicさんの作り方を見て学ぶことによって、フリーダムなスタイルが定番化する以前の移動の含め方を呼び覚ますことができたのです。
以前のイベントで「もう昔の作風には戻れないのかも」と漏らしていましたが、その理由が明らかになった気がします。
今回の合作では上で述べたような非常に価値のある体験ができたと思います。お相手くださったizkdicさん、今回もありがとうございました!
毎度毎度なにかしらの発見があり、刺激になります。
<izkdic> No.297(★×30)
apoiさんの自虐交じりのコメントの喩えが面白くていろいろ考えていたコメントが全部吹き飛んだizkdicです。
5年ぶりだった前回とは対照的に、今回は順当にイベント連投となりました。
今回はデータ管理の他、レベルデザインも担当しています(?)
apoiさんとのコラボは3回目ですが、今までの2回はいずれも非11keyでした。
apoiさんといえば多鍵、特に11keyの人として有名ですから、一度11keyで合作したい思いはあったんですよね。
というわけで選曲という武器を持たぬまま素手でapoiさんにアタックしたのがある意味運の尽き。
(11keyの経験という観点では)生まれも育ちも違う2人は、当然得意とする分野も作り方も違うわけで。
★2前後相当で左手移動は普通に入れていく移動メイン譜面という方向性を決めたはいいものの、
なら選曲をどうするのかという大きな問題にぶち当たりました。
僕だったら★2くらいになるかなと思っていた曲がapoiさんにとっては★11〜12になる曲だったり、
apoiさんが秘蔵として出してくださった楽曲を聴いても全く11keyのビジョンが見えなかったりなど、
紆余曲折の末に選ばれたのがまんぼう二等兵さんによる「アンゴラたちの踊り」でした。
この曲もapoiさんが自然に作ったら★11くらいになるだろうという話だったのですが、
曲の持つ謎のノリ良さとどんな譜面でも作れそうな包容力にあらがえず、この曲で確定となりました。
キー先行で選曲するのはやっぱり大変ですね。
リズムよさを重視して簡略ベースにし、想定難易度はオリゲ基準で★1〜3相当。
左手移動は普通に使うけどさらに上位の移動は一切使わないMovレベルE〜E+相当の譜面にしよう、ということになりました。
一応自身の名誉のために(?)補足しておくと、僕は要所なら別にクロスや持ち替えを入れてMovレベルF-くらいにしてもよかったのですが、
apoiさんが移動のダイナミックさで表現可能(見せ場以外の左手移動を派手にしなければ問題なし)とおっしゃたため、
ならその方がやりやすいしそうしますかーということでこうなったという側面があります。余談。
さて、曲が決まってレッツ作譜となったはいいのですが、当然生まれも育ちも違うので譜面観が以下略。
特に、apoiさんの「移動のパターンを多く、ダイナミックにする」という方向性と、
僕の「移動を極力読みやすく、決めやすくする」という方向性が180°とまではいかないものの150°くらいずれていたため、
その辺の調整に難儀することになりました。
最終的には自然とapoiさんが移動を組み、僕が難易度を調整するみたいな立ち回りになりましたね。
apoiさんに任せておけば移動は楽しくなるので、そういう意味では絶大な信頼感がありました。
多鍵系で想定難易度が形骸化するのはもはやお家芸みたいなところがありますが、
この合作も例外ではなく、apoiさんのペースに合わせると★3どころか★6〜7くらいいってもおかしくない内容になりそうだったので、
途中で何度もapoiさんには難易度の下方修正をお願いすることになってしまいました。
僕はありていに言えば着飾らなければ想定難易度くらいに落ち着くような作風だったので、
その観点でかなり難易度観を合わせてくださったapoiさんには申し訳ない限りです。
最終的にはapoiさんが委縮してしまい、ラスト合作部だというのにかなり自重した譜面が飛んでくる始末\(^o^)/
さて、僕パートは前半に2回、後半に1回あります。
前半1は左手移動を使う譜面という意思表示で基礎的な左手移動を複数回使用する構成に。
前半2は続く合作パートの土台となるように。
後半部は移動よりも物量重視で、密度の上限を提示するように。
全体として採譜の正確さは(普段ほど)重視せず、リズムよくノリよく、という部分が多いです。
後半部とか拾おうと思えばもっと細かくできますが、それをしちゃうといろいろと台無しなので……。
譜面全体としてはお約束通り(?)最後の合作部がメインとなっています。
そこまでは密度低めで移動難しめの部分と、密度高めで移動易しめの部分が交互にくるような構成なのですが、
ラスト合作部は密度も移動も難しめで曲にノリながらダイナミックな移動を味わえる贅沢な展開となりました。
無論譜面内でも最難関ポイントであり、ここでゲージを維持できるかがクリア可否を分かちます。
ちなみに左手移動の回数は全部で17回。そのうち7回がラスト合作部にあります。
やや難しい部分もありますが、全体的な移動はかなり決めやすいと思います。決まるとかっこいいのでがんばって!
大幅に矯正した結果ではありますが、出来上がった譜面はオリゲ基準で★2上位〜★3下位、
現行ゲージで★3程度(いずれも私見です)となり、何とか想定範囲に収めることができました。
apoiさんを拘束しまくったことに対する是非はあると思いますが、
少なくとも僕としては合作特有の暴走が少なく、きれいな譜面を作れたのでとても満足のいく合作になりました。
お付き合いくださったapoiさんへ、本当にありがとうございました&すみませんでした\(^o^)/
なお本合作ですが、8月の本祭でティックルさんとの合作として公開した同氏作曲の「カナリアスキップ」と、
雰囲気は違うものの展開構造が似ているという部分があったため、
譜面外の作品内容の一部を意図的に寄せている部分があります。
いろんな意味で真逆の2人、apoiとizkdic。
2人の今後がどうなるのかは、今は誰も知らない――